今日、5月27日は「こ(5)まつ(2)な(7)」の日だそうです。
結構、無理やりな設定日かも知れませんね。
名前の由来は、江戸時代以降に東京の 小松川地区(江戸川区)で栽培された事により「 小松菜」となったようです。
料理をしない人からは、ほうれん草と区別がつかない、とか言われたりします。
間違える人なんているの?
全然ちがうよ!
とか言っているあなたは、かなり上から目線の人かも知れません。。
(頭が硬くなっている可能性があるので気をつけましょう)
小松菜とほうれん草の違いは、次のような所があります。
- ほうれん草の軸と根は赤い
- 小松菜の方が茎が太くしっかりしている
- 小松菜の葉は丸みがある(ほうれん草は少しギザギザしている)
スーパーで、比べてみるといいと思います。
栄養面では
婦人病と言われる「 貧血」、「 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)」を予防する為の、カルシウムや鉄分も多く含まれています。
ちなみに一般的に多い事で知られている「ほうれん草」よりも「 小松菜」の方 が鉄分は多く含まれています。
また、ほうれん草はパワーが出る!
と言った、イメージがありませんか?
それは、子供の頃にテレビで見た「ポパイ」が影響しているかも知れません。
強い筋肉を作るにはタンパク質が必要です。
実は野菜類で言いますと、
- インゲン豆
- 枝豆
- 大豆
などの方が、タンパク質は多く含まれています。
ほうれん草で強くなるポパイは
アメリカで 菜食主義(ベジタリアン)を広める為の、宣伝キャラクターとして作られたと言われています。
まあ、ほうれん草は栄養豊富なのに、嫌いな子供達が多かったので、このような宣伝にしたのでしょう。
小松菜の話に戻ります。
小松菜はほうれん草と違い、 アクもくせも無いので、下ゆでせずにそのままゴマ油などえ炒めても美味しく食べられます。
また、ビタミンCも多く含まれ、次の効果があります。
- 皮膚のシミやシワを防ぎ、傷や火傷の治りも早くしてくれる
- 免疫力を高め、風邪などのウィルス性の病気から守ってくれる
なお、ビタミンCは水に溶けやすく熱にも弱い為、おひたしにするには、 ゆでる時間を極力短くしましょう。
キャラクターを持っているほうれん草とは違い、地味な小松菜ですが、効力は高いです!
春野菜の1つの「小松菜」。
積極的に摂るといいと思います。